思考は揺らめく道化師の羽

読んだ本と琴線に触れた音楽を綴る場所。かつて少年だった小鳥にサイネリアとネリネの花束を。

最後の注文に乗り遅れるな。

Cherish

Cherish

人生を覆す音楽に遭遇してしまった。

今までの音楽って一体、一体なんだったんだ?


あちこち音楽を聴きながらサイトを巡っていたら遭遇した。

その名も、LASTorder(ラストオーダー)。

まだ私は三曲程度しか聴いていないが、確実に持っていかれた。

え、そんな馬鹿なって?狐につままれたようだって?

言葉で説明できないので、とにもかくにも一回聴いてほしい。それから記事を読むので全然かまわない。



「生きているうちにこの音楽に出会えて、良かった。」

この音楽はもはや、音楽どころか神の域まで到達してるんじゃなかろうか。誇張抜きで。

お気に入りの一行 2

「胸の中にある海はね、荒れた日の濁った海じゃなくて、明海らしく、できるだけあかるくて、青くて、澄んだ海にしておくんだよ」

「自分の人生を愛せないと嘆くなら、愛せるように自分が生きるしかない。」ーきらきら眼鏡/森沢明夫

わたしは人見知りをする性質だ灯台守の話/ジャネット・ウィンターソン

「今になる、蛇になる、きっとなる、笛が鳴る」「深くなる、夜になる、真直になる」夢十夜/夏目漱石

たとえ不満を持ってても、自分の人生が苦しいと思ってても、最後まで生きなさいよ。ー教団X/中村文則

メモ:とある病気の特徴(あくまでも一例)

勉強として。少しでも苦しんでいる人の助けとなれば。

○アニメに嵌りやすい(例外有)
○口が悪い
○思っていたことをすぐに口に出す
○感情が表に出やすい、あるいは無表情
○失礼な言葉を口にしやすい
○普通の人と感覚が違う
→生活に支障をきたす
○手先が器用かおそろしく不器用
○記憶力が良い
○運動神経が悪い
○特徴的な行動、言動を取る
○悪い記憶がフラッシュバックしやすい
○感覚過敏、味覚過敏
○変化に弱く頑固

→誰かのサポートがあれば治る、もしくは改善する
本人はかなり苦労する、分かってもらえない
→非常識な人と思われる

決して咎めるためではありません。理解のためです。

家畜化される子供たち。

わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)

わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)

※ネタバレ注意!

もし、自分が自分じゃなく、誰かのなり替わりだということが分かったなら、どう生きるのだろう。

なり替わりの人間にだって人権はある。

だってその人間は生きているのだから。

生きていて、会話もしているのだから。心臓が脈を打っているのだから。

それでも牛や豚と同じように、半ば家畜と化し、ヘールシャムという養成所で大切に飼われる子供たち。

最初に読んだ時、私はそのあまりにもむごい状況を「胸糞が悪い」と切り捨てた。

でも今は違う。「なんて悲しいんだろう」という言葉しか出てこない。

これが臓器移植を心待ちにしている人だったらどうだろう?

愛する我が子が心臓の病を患っていて、誰かの脳死を待たなくてはならないとき、

それでも誰かの死を待ち望めるのだろうか?

臓器を提供するためだけに生かされた子供たちを殺せるのだろうか?

かなり倫理観が問われることになるだろう。

それでも、嘘でもいいから愛してほしい。

クローンとしての愛ではなく、一人の人間として愛してほしい。

彼らはオリジナルのように、実の母親には抱かれない。

抱かれて「オーベイビー、オーベイビー、私を離さないで」なんて歌われない。

誰かが、たとえクローンであっても悲しむ未来なんていらない。

iPS細胞のような、「自らの身体の一部」を使ったテクノロジーがもっと普及しますようにと、切実に願うばかりだ。

読んだお気に入り本を列挙する。

朝井リョウ 「星やどりの声 (角川文庫)

朝吹真理子流跡 (新潮文庫)

綾瀬まる「朝が来るまでそばにいる」「やがて海へと届く

いしいしんじプラネタリウムのふたご (講談社文庫)」「ぶらんこ乗り (新潮文庫)

伊坂幸太郎砂漠 (新潮文庫)」「チルドレン (講談社文庫)

冲方丁 「もらい泣き (集英社文庫)

小川洋子ブラフマンの埋葬 (講談社文庫)」「薬指の標本 (新潮文庫)」「ことり (朝日文庫)」「偶然の祝福 (角川文庫)

博士の愛した数式 (新潮文庫)

小野正嗣森のはずれで」 「マイクロバス

川上弘美真鶴 (文春文庫)」「神様 (中公文庫)」「おめでとう (新潮文庫)」「どこから行っても遠い町 (新潮文庫)

川上未映子愛の夢とか (講談社文庫)」「ヘヴン (講談社文庫)」「水瓶

神林長平フォマルハウトの三つの燭台〈倭篇〉」「だれの息子でもない (講談社文庫)

呉 勝浩 「白い衝動

桜井晴也「世界泥棒

小路幸也蜂蜜秘密 (文春文庫)」「壁と孔雀(ハヤカワ文庫JA)

島本理生 「よだかの片想い (集英社文庫)

白石一文記憶の渚にて」「彼が通る不思議なコースを私も (集英社文庫)

中村文則 「教団X (集英社文庫)」「何もかも憂鬱な夜に (集英社文庫)」「私の消滅

長野まゆみ雨更紗 (河出文庫―文芸コレクション)
綺羅星波止場 (河出文庫―文芸コレクション)」「賢治先生 (河出文庫〔文藝コレクション〕)

仲畑 貴志 「この骨董が、アナタです。 (講談社文庫)

西加奈子 「i(アイ)」「サラバ! 下」「きりこについて (角川文庫)」「ふる (河出文庫)

東山彰良罪の終わり」「ブラックライダー

廣嶋玲子「青の王

藤谷治 「あの日、マーラーが

堀江敏幸 「その姿の消し方

森絵都 「カラフル」「つきのふね (角川文庫)

山田宗樹代体」「ギフテッド (幻冬舎文庫)

一行の贈り物。

小鳥の言葉を理解し、その声をじっと耳を澄ませ、彼らを励まし慰め続ける人生だった。ーことり/小川洋子

でも、お前がどんな人間だろうと、俺はお前の面倒を見る。ー何もかも憂鬱な夜に/中村文則


海のうえを舟がゆき、千鳥が飛んでゆく。銀の匙/中勘助

「名を空に書かれし者ここに眠る」ブラフマンの埋葬/小川洋子


夜明けの青と熱がすべてをかすませて、私は夢とうつつの境目が良く分からなかった。ーキッチン/よしもとばなな

「夢なんでしょーう、これはあなたの」ハヅキさんのこと/川上弘美


不自由な方が自由になれるのである。-締切本

成長こそ一番の糧。

本当に素敵な音楽は(音楽に限らずとも、)時代を象徴し、時代を乗り越えてゆくものだと思っている。

良いもの、流行のものが次々と生まれては消えていく世界の中で、

もう、何度も言われてきた言葉かもしれないけれど。

「流行のものが、必ずしも良いとは限らない。古いものもしかり。

あなたたちの目で確かめてほしい。時間がかかっても、必ず自分で判断してほしい。」

(もし流行りものを持っていないからと言って君や周りの人を馬鹿にする人がいたら、
それはあまりにも恥ずかしいから、気にしちゃダメだぞ!(被害者)
本当に賢い人はそんなこと言わないぞ!人を持ち物で馬鹿にはしないぞ!)


良い音楽は、私たちの成長と共に意味が変わり、新しく生まれ変わっていくものだ。

悪い音楽はその場その場の消費(使い切り)に回されて、忘れ去られてゆくもの、刺激しかないものだ。

勿論、全く刺激がないというのも辛い。


誰かを蹴落とし、馬鹿にし、見下すもの。

私はそれがとても苦手だ。

でも、それとは正反対で、誰かに希望を与えてくれるもの、

誰かを喜ばせてくれるもの、成長させてくれるものもあるということを知っている。

今、人を信じることができない人、自分の世界には絶望しかない人。

そんな人に向けて私は語りたい。

そんなに悲観的にならないでいいよ。

もっと、新しい世界が、わくわくする世界があるんだよ。

だから心配しなくていいんだよ、と。


そういうことをSuchmosLEGO BIG MORLの「Strike a Bell」を聴きながら思いました。