まっすぐにさせる者の歌は悲しい世界に彩りを与える。
オルゴールのように流れる音楽が好きだ。
何もかもに打ちひしがれた時、色んな思い出とともに音楽がよみがえってくる。
そしてまた、勇気を得て、日常に戻る。
ストレイテナーの音楽はそういった気分にさせる天才だ。
あなたの心が打ちひしがれるぐらい切なく、辛い時、彼らの音楽はそっと寄り添ってくれるだろう。
toneless twilight。sad and baeutiful world。
dark blue day。シーグラス。冬の太陽。
題名のない音楽たち。それらは消え失せることなく、私たちの人生に華と光を与える。
いつまでもいつまでも大切にしたくなるのだ。
彼らの歌は一度きりしかない人生を歩む為の希望の光だ。
今週のお題「私の癒やし」
PAUSE -STRAIGHTENER Tribute Album-
- アーティスト: 9mm Parabellum Bullet,ACIDMAN,ASIAN KUNG-FU GENERATION,MONOEYES,My Hair is Bad,STRAIGHTENER,THE BACK HORN,back number,go!go!vanillas,majiko,the pillows,Tetsu Kinoshita,SPECIAL OTHERS,Atsushi Horie
- 出版社/メーカー: ユニバーサルミュージック
- 発売日: 2017/10/18
- メディア: CD
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売れるロックバンドを予測する。
リクエストがあったので、少し触れてみようと思う。
売れるロックバンドには、少なからず共通項がある。
一番は「キラーチューンを一つ以上最初からもっているか」。
その次に
「メッセージ性が強い、もしくは聞き手にその意図が分かる楽曲を持っているか」
最後に「独特の世界観=良くも悪くも曲者感があるか」
だろう。
この最後が曲者で、ここが強すぎるとアーティスト側が伝えたいことが分からず、
聞き手に「意味が解らない」と言われて音楽自体を聴いてもらえなくなるから注意が必要だ。
とりあえず、今売れてる(であろう)アーティストを三つだけ述べてみよう。
例として、むちゃくちゃ分かりやすい彼らを参考に、少しだけ研究してみよう。
Alexandros
KEYTALK
この三バンド、実は似てなさそうで傾向がかなり酷似している。
一つは「曲者」。
メンバーも曲も癖(アク)が強く、覚えられやすい。
アクの強さを分かりやすく言うと、「ドラムの顔と名前まで覚えられるか」だ。
ここでは割愛しよう。
後もう一つは「キラーチューンの強さ」。
デビューして一年も経たない間に「一回聞いたら分かる」キラーチューンが発明されているかがカギだ。
それも一つだけじゃ足りない。少なくとも二つ以上は作っておいた方が良い。
それぞれキラーチューン二種と、主なアンセムを()内に示したので見ていこう。
Starrrrrrr/kill me if you can(ワタリドリ)
A-E-U-I/狂乱 Hey Kids!!(5150)
パラレル/コースター(MONSTER DANCE)
それともう一つ。「情緒がある作品があるか」だ。
三バンドで例を挙げてみよう。
city/kids
通り過ぎた季節の空で/エイミー
MURASAKI/センチメンタル
必ず余韻がある作品があることがわかるだろう。
それを踏まえて、これから売れる可能性が高いアーティストを述べよう。
感覚ピエロ
文句なしの「曲者」。
これから先、情緒がある作品ができれば完璧。
疑問疑答以上の作品が出てくれば、必ずシーンをかっさらってゆくだろう。
アルコサイト
「朝焼けに」のキラーチューン感がすさまじい。
この曲以外にも彼らの武器となる曲が欲しい。「一発屋」を免れないためにも。
しっとりと歌うバラードはこの先作れるようになるだろう。
雨のパレード
(色んな意味で)ポストサカナクションを脱却すれば、きっといろんなアーティストを奪えるようになるだろう。
福永浩平=「曲者」っといってもおかしくないぐらいの強烈な個性。
stageが強力なアンセムだったので、これを凌ぐか同等の曲が欲しい。
保留。
Ivy to Fraudulent Game
「徒労」「夢想家」だけで既存のアーティストを抜いている。
ボーカルも圧倒的な存在感を放ち、ポストthe cabsというのも納得。
だが、それが万人受けするかは別の話。
吉と出るか。凶と出るか。
私は好きです。
MONO NO AWARE
聞いた瞬間に感じる、どうにもこうにも「曲者」感。
後は「イワンコッチャナイ」。
オウガばりに先が読めないバンド。
最後の注文に乗り遅れるな。
- アーティスト: LASTorder
- 出版社/メーカー: PROGRESSIVE FOrM
- 発売日: 2016/11/13
- メディア: CD
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人生を覆す音楽に遭遇してしまった。
今までの音楽って一体、一体なんだったんだ?
あちこち音楽を聴きながらサイトを巡っていたら遭遇した。
その名も、LASTorder(ラストオーダー)。
まだ私は三曲程度しか聴いていないが、確実に持っていかれた。
え、そんな馬鹿なって?狐につままれたようだって?
言葉で説明できないので、とにもかくにも一回聴いてほしい。それから記事を読むので全然かまわない。
「生きているうちにこの音楽に出会えて、良かった。」
この音楽はもはや、音楽どころか神の域まで到達してるんじゃなかろうか。誇張抜きで。
読んだお気に入り本を列挙する。
綾瀬まる「朝が来るまでそばにいる」「やがて海へと届く」
いしいしんじ「プラネタリウムのふたご (講談社文庫)」「ぶらんこ乗り (新潮文庫)」
伊坂幸太郎「砂漠 (新潮文庫)」「チルドレン (講談社文庫)」
小川洋子「ブラフマンの埋葬 (講談社文庫)」「薬指の標本 (新潮文庫)」「ことり (朝日文庫)」「偶然の祝福 (角川文庫)」
川上弘美「真鶴 (文春文庫)」「神様 (中公文庫)」「おめでとう (新潮文庫)」「どこから行っても遠い町 (新潮文庫)」
川上未映子「愛の夢とか (講談社文庫)」「ヘヴン (講談社文庫)」「水瓶」
神林長平「フォマルハウトの三つの燭台〈倭篇〉」「だれの息子でもない (講談社文庫)」
呉 勝浩 「白い衝動」
小路幸也「蜂蜜秘密 (文春文庫)」「壁と孔雀(ハヤカワ文庫JA)」
白石一文「記憶の渚にて」「彼が通る不思議なコースを私も (集英社文庫)」
中村文則 「教団X (集英社文庫)」「何もかも憂鬱な夜に (集英社文庫)」「私の消滅」
長野まゆみ「雨更紗 (河出文庫―文芸コレクション)」
「綺羅星波止場 (河出文庫―文芸コレクション)」「賢治先生 (河出文庫〔文藝コレクション〕)」
仲畑 貴志 「この骨董が、アナタです。 (講談社文庫)」
西加奈子 「i(アイ)」「サラバ! 下」「きりこについて (角川文庫)」「ふる (河出文庫)」
森絵都 「カラフル」「つきのふね (角川文庫)」
人生を後悔しないためにも、本気で読んでいた方が良い本
今週のお題「読書の秋」
- 作者: 西加奈子
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2011/10/25
- メディア: 文庫
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- 作者: 町田康
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2008/02/01
- メディア: 文庫
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誰だって人生を悔いたくない。
悲しい人生より、明るい人生を歩んだ方が良いに決まっている。
そんな人に本気の本気の本気でおすすめする本があります。
「きりこについて」「告白(町田康)」この二冊。
この二冊のテーマは「人間関係での、後悔」。
人間関係でのあらぬ勘違いをしたせいで、人生が二転三転。
もう、ゴロンゴロン大玉転がしの玉のように転がっていっちゃいます。こんなに変わっていいの?って位に。
人生って本当に、何があるか分かりませんな。
人は生まれた場所と親を選べない。それと元々の気質のせいで…。なんていうお話です。
そういう話なので「重たいのかな?」って思う人、それは大間違い。
笑えます。
むちゃくちゃ笑えます。
読み終わった後には走る酢醤油と白玉がこびり付くぐらい、笑えます。
知性ある黒猫、個性あふれる登場人物、思わぬどんでん返し。
笑って泣けて考えさせられる二冊。
秋の夜長に、ぜひ。
自分は人と違っているかも?生きづらくて辛いな、
もしくはもう絶対後悔なんてしたくないよーっていう人にお勧めです。