追悼、downy。
- アーティスト: downy
- 出版社/メーカー: felicity
- 発売日: 2013/11/20
- メディア: CD
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遅ればせながら聞いた。
downyのギタリストがこの世を去って、何日か過ぎた。
愚かかな、それまで彼らのことを知らなかったのだ。
世界にこんな音楽があるだなんて。
世界にはまだまだ私の知らない音楽があって、当たり前だけど、それがこの世に存在しているということに衝撃を受けた。
急に自分がとてもちっぽけな存在に見えてきた。
突然、何もない野原に放り出されてしまったかのような壮大さと、背後で静かに広がる虚無感。
それらが無数に重なり合って、独自の退廃的な世界を作り出している。
質のいい、昔のノイジーな洋画を見終わった後のような音の質感。
私の言葉なんて蛇足だろうから、まずは聞いてみてほしい。
もうすでにいなくなってしまった人を悼んで、この世界に素晴らしいものを産み落としてくれたことに、心から感謝。
ご冥福をお祈りいたします。
傑作だらけの音楽に溺れる。
もう出る作品作品が神がかっていて、もうどれにしようか迷う!ってぐらいです。
お財布とは常に相談していますが。ストリーミングと某ようつべさんにはお世話になっております。
こんなにいっぱい素晴らしい作品が出ているから、今の波に乗っからないのは
私が言うのもなんですが
本当に、もったいないですよ!
そんな訳で私が独断と偏見で選んだ傑作を紹介していきます。
ちゃんとロックも紹介します。
いつもより三割増しでお届けしてまいります。
え?いつもと文体が違う?気のせいです。
では、スタート!
- アーティスト: 米津玄師
- 出版社/メーカー: Sony Music Labels Inc.
- 発売日: 2018/02/12
- メディア: MP3 ダウンロード
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米津玄師さんの「lemon」。
「アンナチュラル」の主題歌です。
ドラマは見ていないんですが、ドラマのサントラも素晴らしい。
TBS系 金曜ドラマ「アンナチュラル」オリジナル・サウンドトラック
- アーティスト: オリジナル・サウンドトラック
- 出版社/メーカー: SMM itaku (music)
- 発売日: 2018/03/07
- メディア: CD
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一瞬で世界観に飲み込まれました。
切ないながらも必死に愛を歌う姿に胸を打たれない方はいないと思います。
- アーティスト: GReeeeN
- 出版社/メーカー: Universal Music LLC
- 発売日: 2018/02/07
- メディア: MP3 ダウンロード
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久しぶりに聞くGReeeeNの新譜。
もう、最初から元気、元気、元気いっぱい!
カゲロウと言えば、アジカンのサイレンのように切ないのかな?って思うかもしれませんが、いえいえ逆です。
儚さも強さに変えて立ち向かってゆくような、生き生きとした曲に仕上がっています。
オリンピックの主題歌でもあります。この曲を聴きながら応援しました。いやー、ほんとに楽しかった。
- アーティスト: SEKAI NO OWARI
- 出版社/メーカー: トイズファクトリー
- 発売日: 2018/02/28
- メディア: CD
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儚さと優しさあふれる世界を描くことで深瀬さんの右に出る人はいません。
サザンカもセカオワの新たな名曲のひとつに数えられることでしょう。
天使と悪魔や死の魔法などの初期の楽曲を髣髴とさせる、雪解け後に咲く桜のように優しくて暖かな曲です。
こちらもオリンピックの楽曲です。盛り上げてくれますね。
- アーティスト: 嵐
- 出版社/メーカー: ジェイ・ストーム
- 発売日: 2018/02/21
- メディア: CD
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聴いた瞬間、「あ、この曲はきっと名曲になるぞ」という予感しかしませんでした。
松潤がドラマに出ている時は大体名曲がやってくる、というのが私の持論です。truthとかLove so sweetとか。truthは魔王だから違うか。
「マエヲムケ」も同じぐらい好きです。
Hey! Say! JUMP 2007-2017 I/O(初回限定盤1)(DVD付)
- アーティスト: Hey! Say! JUMP
- 出版社/メーカー: ジェイ・ストーム
- 発売日: 2017/07/26
- メディア: CD
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ここからはロックに行きましょうか。
私の一押しはカフカとレルエです。
ど ス ト ラ イ ク !
…。ええ。取り乱しました。
カフカは最近kfkに改名しましたね。あの某ようぺいんや某金井ちゃんを輩出したレーベル出身です。
さまざまな人が雨に打たれている。どんよりとした灰色の空を眺めながら。
通り過ぎていく人に舌打ちを受けながら。このような所はサカナクションにも重なる面がありますね。
それでも君は美しい。これ、きっとIVYに匹敵するぐらいの殺し文句です。
何で配信限定なんでしょうかね。と言いつつ初ダウンロードしました。
レルエはLILI LIMITの軽快なテンポとゲス極(もしくは雨パレ)の、憂いを含んだ魅力的な声が重なったようなアーティストです。
- アーティスト: 雨のパレード
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2018/03/14
- メディア: CD
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そういう訳で、次行きましょう。雨のパレードです。
「絵の具」「水」というイメージがある彼ららしいアルバムですね。
ひときわ突出した才能を放っています。
黒を基調とした Reason of Black Colorをはじめ、新しいシーンの幕開けになること間違いなしの音楽が詰まっています。
音にダイブする。それを体現した音楽と言っても過言ではないです。
from SOIL&“PIMP”SESSIONS)とかはコラボ曲ですね。メロウな音が耳に心地いいです。
もっと大人になっても聴ける、そういった色あせないアルバムのような気がしています。俗にいう「消費されない」音楽ですね。
そして最後に七色に輝く彼らを。
虹のように多彩な音楽が詰まったアルバムですが、少々ダークな面も持ち合わせています。
私はむしろこっちの方が彼らの本音っぽいかな、と思っています。
むしろ今までの方がちょっと無理しすぎでした。
本当は真面目なのに、キャラを作っているという感覚が抜けなかったので。
ぼくりりくんのノアの方舟と同じく、尻上がりに調子が上がっていくアルバムです。
黄昏はもちろんのこと、今にも泣きだしそうなギターのイントロから始まるロトカをはじめ、印象に残る楽曲が多彩に含まれています。
油断していると刺されますよ。ザナドゥのようにね。え?テキーラキラー?broken boneじゃなくて?
忘れましょう。この際馬鹿は抜きにして。
個人的に寺中巨匠が作った曲は必聴だと思います。嘘抜きです。
それでも三月はまたやってきて、僕らは歌を歌っているんだ。
あれから七年も経つ。
あの日。
世界が否応がなしに無慈悲な暴力によってすべてが塗り替えられてしまった。
水が買い占められ、テレビは同じACのCMしか流れず、全てが混乱の境地に置かれていた。
そんな想像も出来ないような強大な力に対抗するために、私たちが求めたのは希望であり、音楽だった。
それも明るいポップソングではなく、現実を吐き出すロック。
そうしてまもなく、義援金を寄付するロックバンドが現れた。
誰に支持されたのでもなく、自らの意思で動き、人々の役に立つ行動を取った。
彼らの行動に嘘はなかった。
- アーティスト: BUMP OF CHICKEN
- 出版社/メーカー: トイズファクトリー
- 発売日: 2011/05/11
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- アーティスト: くるり
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2011/06/01
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- アーティスト: SEKAI NO OWARI
- 出版社/メーカー: トイズファクトリー
- 発売日: 2011/08/17
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私はこの曲たちを聴くといまだに涙が出てくる。
「震災前」と「震災後」で音楽は大きく姿を変えた。
地上デジタル放送になって、高画質の液晶でテレビを見られるようになった。
アーティストもライブ活動が主流になり、音楽は配信サービスが主役になった。
震災前、目もくれなかった人たちがロックバンドに目を向け出したのもこの時からだ。
サカナクションが「震災前」のアーティストなら、しゃんぺもとい[Alexandros]は「震災後」のアーティストだ。
しかし、両者は似ていないようでお互いの主張が似ている。それを譲らないというところも。
後に国民的バンドになるセカオワが漢字とひらがなだったときの話であり、amazarashiという逸脱した新人が出たのは、「震災前」だ。
震災前のアーティストである野田洋次郎や石毛輝、畠山承平から始まった「踊れるロック」が主流になったのもこのころからだろう。
KANA-BOONやKEYTALK、キュウソネコカミを合わせて「3K」。
彼らが注目を集め出したのは「震災後」だ。
みんな「我を忘れて」踊りたい。
なぜなら「忘れてしまいたいぐらい、辛いことや嫌なことがいっぱいだから」。
それを吹き飛ばしてくれたのが彼らの音楽だった。
今はその主流すら終わりを迎えつつある。それほどまでに世界は、シーンは生き物のように変わっている。
闇の中から生み出された作品は、死なない。
それは渾身の叫びであり、まぎれもない生身の言葉だ。
どんな絶望の中でも、僕らは歌を歌い続ける。
そしてそれはこの世界が終わるまで、決して途絶えることはないだろう。
長々と書いてしまったが、言いたかったのはこの三行。
あなたにとって、「人生を変えた」音楽は何ですか?
そして彼らに出会ったのはきっと、「震災前」と「震災後」のちょうど中間の2012年から13年あたりではないですか?
蛾は蝶と同一なんだって
振り替えったら、ゲームしかやっていなかった。
ということに気づきました。ありがとうございます。
フラッタースターライトっていう蛾の育成ゲーム、革命流しながらやっております。
三周ぐらい寺口さんが「笑顔を筋肉が支えてー」って歌ってるんだけど、どうしようか。
いや、五週ぐらいか。どちらでもいっか。
あと禅の鯉も凄いよ。あれやるといつの間にか夜が明けたりするから。
鯉に餌を与えて龍にする、っていうシンプルなゲームなのに一度はまったら抜け出せなくなるから。
アングリーバード以来ですな。ここまではまったのは。
知ってる方もいらっしゃると思いますが念のため。
1.鳥を引っ張ります(ちょうどパチンコみたいに)
2.引っ張った鳥をぶつけて敵の緑の(性悪)豚を倒します
基本操作はこれだけ。
文句抜きでおすすめなのはOPUSです。あれは最高。課金するかもしれない唯一のアプリです。あとは旅かえるととりおっちかなあ。どちらも放置系。
※もっとおすすめなのはひとりぼっち惑星とあめのふるほしです。後者は雨の時しかゲームできませんが、やる価値は十分にあります。ぜひ。
初めて聴く人に捧ぐ、バンドの曲をひとつ挙げるなら。
基準はインパクトがあって、世界観が広がるもの。
基本的に歌詞重視。
そのアーティストらしくないものが混じっていてもそれもまたご愛嬌。
これさえ聞いていればきっと良さが分かる。はず。
ハトガヤ・ゲットー/cinema staff
ワンルーム叙事詩/amazarashi
78-0/ストレイテナー
city/Alexandros
荒狂曲シンセカイ/BIGMAMA
目が明く藍色/サカナクション
TRABANT/スピッツ
キマイラの夜/Nothing's Carved In Stone
夢想家/Ivy to Fraudulent Game
at (liberty)/LAMP IN TERREN
stage/雨のパレード
ロトカ・ヴォルテラ/KEYTALK
シリメツレツ/RADWIMPS
乗車権/BUMP OF CHICKEN
朝焼けに/アルコサイト
メランコリア/phonon
バウムクーヘン/フジファブリック
オンリーワンダー/フレデリック
ぼっち部屋のティティ/GOOD ON THE REEL
ガラスの街のアリス/9mm Parabellum Bullet
リコリス/THE ORAL CIGARETTES
ゴーゴー幽霊船/米津玄師
夜はモーション/レルエ
雨/カフカ(KFK)
信者よ盲目であれ/back number
熱に醒めた魚(うお)は独り、大海を目指し泳ぐ。
- アーティスト: 雨のパレード
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2016/03/02
- メディア: CD
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何となく体を揺らして、リズムに合わせて踊る。
どうやら彼は周りから少し離れた場所から世界を見ているようだ。
そして、周りに合わすことのできない自分と闘っている。
「もっとも高いところを見る人が最も遠くを見通せる」。
リチャード・パック。彼はそれをカモメの一羽に例えて言った。
最も先に時代の波に気付いた人だけがその先へ行くことを許される。
Movementも、encoreも周りに合わすことのできない人たちのことを歌ったものだ。
New Placeでは過去の過ちもここでは関係がないという。
どこか一つ居場所を見つけられるのなら、誰かがそこで待っている。そう言っているように思える。
この曲たちは新しい居場所を見つける手助けにきっとなることだろう。
今こそ自分を縛っていたしがらみから解き放って、自由の波に向かって泳いでゆこう。
今迷っている全ての人に届け。
記憶の中から歌を10、掘り出して語る。
1 here i am /Dragon Ash
2ホタル/スピッツ
5ghost in the rain/The HIATUS
6ジュブナイル/amazarashi
7diachronic/Nothing's Carved In Stone
8sad&beautiful world/ストレイテナー
9待ちわびた音色/mol-74
10かくれんぼ/BIGMAMA
という訳で、これから栄光の架け橋を掛けながら語りたいと思う。
1 here i am /Dragon Ash
シングルのジャケも素敵な一枚。
夜中、運転しながら静かに掛けると本当に心地いい。
2ホタル/スピッツ
なぜか季節は「冬」のように聞こえる一曲。
蛍が飛び交うのは当たり前だけど、夏なのにね。
3白波トップウォーター/サカナクション
世界が水の中に埋もれて、きらきら輝いて見える。
白くて透明な水の中を行ったり来たりするような感覚に襲われる。
4夕映/GOOD ON THE REEL
悲しみの中に射す一筋の光。
大人が壊した心のかけらをずっと持っている少年を想うだけで涙がでてくる。
きっとそれは硝子のように尖っていて、飴のように琥珀色をしているのだろう。
5ghost in the rain/The HIATUS
寒い雨の中、一人聴いていたい。
淋しがりの幽霊が一人ぽつんと雨の中立っている。
きっと彼は男性で背が高く、青白い顔をしていて髪が長い人で、深い紺色の影を引きずっている。
6ジュブナイル/amazarashi
若い少年少女へ向けたエール。
「怖いとは言うべきじゃないな、それを分かって始めたんだろ?」
7diachronic/Nothing's Carved In Stone
大迫力のパノラマ写真のような骨太なロックサウンドが魅力。
サビを何度もリピートしたことは忘れず。
8sad&beautiful world/ストレイテナー
題名のないレコードという最初のセリフからもう涙。
色彩を失った世界でも生きていくという話は「lightning」にも通じる。
9待ちわびた音色/mol-74
世界が鮮やかに切り取られて、水彩画のように遠くまで広がってゆく。
春をそのまま音楽にしたらこうなるのだろう。
10かくれんぼ/BIGMAMA
「君が世界を敵に回しても僕が全部味方にしてあげるから」という歌詞で泣かない人などいないと思う。
実はこの曲で彼らを知った。
PVがとてもいいから、見ていない人は一聴の価値あり。
個人的に大好きなのはエルレのMiddle of nowhere、何度でも聴ける。