思考は揺らめく道化師の羽

読んだ本と琴線に触れた音楽を綴る場所。かつて少年だった小鳥にサイネリアとネリネの花束を。

2018-05-20から1日間の記事一覧

肉体を持たぬ、視点だけの存在。

存在が消える声というものがある。 アジカンの、特にバラード曲には肉体が存在しない。彼の曲を聴いていると、性別を全く感じさせない。 気怠い声。それなのに質感はさらっとしている。近すぎず、遠すぎない場所で歌われる。 もしくはSF小説の中の登場人物の…