思考は揺らめく道化師の羽

読んだ本と琴線に触れた音楽を綴る場所。かつて少年だった小鳥にサイネリアとネリネの花束を。

逃げるために依存する人:メモ

この世でいちばん大事な「カネ」の話 (角川文庫)作者: 西原 理恵子出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2011/06/23メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 83回この商品を含むブログ (61件) を見る 儲けがそのまま酒やたばこや嗜好品…

白の中で血は混じる。

一瞬だけ、見てはいけないものを見てしまった気がした。病名がびっしりと書き連ねられた書類を見てしまった時のような。いつも優しい人が、静かに怒っていたことを知ってしまった時のような。水声 (文春文庫)作者: 川上弘美出版社/メーカー: 文藝春秋発売日:…

不確かな世界に向けて二つのさよならを

「二つのグッドバイについて、話をしようか。」グッド・バイ (新潮文庫)作者: 太宰治出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2008/09メディア: 文庫購入: 7人 クリック: 27回この商品を含むブログ (69件) を見るバスの中で揺られながら、本を読んでいた。太宰治の「…

本を手に取る

夏の図書館は骨の張り付くようなにおいがする。多分消毒液の香りだろう。飛水、パラレル、流跡を借りる。長いこと読みたかったこちらあみ子を読む。新刊もあったな、この作家。川上未映子の水瓶の女の子が砕けてしまうシーンが凄く良かった。小野正嗣を読み…

人間不信という罪は悪ですか?

夏目漱石のこころ。学生時代にこの本を中途半端にしたままどこかへなくしてしまって、大人になった今もう一度購入した。かつての私はなぜこの名作を蔑ろにしていたのだろう。それまで精神面が成長していなかったからだろうか。中学生のころに、少しだけ内容…

拝啓、ゴッホ様。

そら頭はでかいです、世界がすこんと入ります (講談社文庫)作者: 川上未映子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/11/13メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 93回この商品を含むブログ (78件) を見る 苦しい時ほど読んでもらいたい本がある。いや、この一行だ…

宮本輝はあなたをきっと助けてくれる。

青が散る〈上〉 (文春文庫) 作者: 宮本輝 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2007/05 メディア: 文庫 購入: 9人 クリック: 18回 この商品を含むブログ (29件) を見る 青が散る〈下〉 (文春文庫) 作者: 宮本輝 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2007/05 メ…

あなたは本を一冊も読まないような愚かな人にならないでほしい

私が生きてきて一番痛切に思うことがある。 それは、「本をジャンル関係なしに読んでおくべきだった」ということだ。 子どものころからもっとたくさん本を読んでおけばよかった。 面白い本や、人生を変えてくれる素晴らしい本に一冊でも多く出会うべきだった…

価値観を受け入れるということ。

まく子 (福音館の単行本) 作者: 西加奈子 出版社/メーカー: 福音館書店 発売日: 2016/02/25 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (5件) を見る サラバ! 上 作者: 西加奈子 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2014/10/29 メディア: 単行本 この商品を含むブ…

本当に大切なものを見つけるための本。

本を読む本 (講談社学術文庫) 作者: J・モーティマー・アドラー,V・チャールズ・ドーレン,外山滋比古,槇未知子 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 1997/10/09 メディア: 文庫 購入: 66人 クリック: 447回 この商品を含むブログ (320件) を見る 道をひらく 作…