思考は揺らめく道化師の羽

読んだ本と琴線に触れた音楽を綴る場所。かつて少年だった小鳥にサイネリアとネリネの花束を。

音楽

私の人生を変えた究極の音楽7選。

あちこち他の曲の感想を書いていたり書き直した文章もありで長くまとまりがまるでない雑記ですが、それでもよろしければどうぞ。 シーラカンスと僕/サカナクションミスチルの深海とはまた別の傑作。灰色のビル、窒息しそうなニュース、夜の深く冷たくて暗い…

あったら欲しいバンドグッズ、独断と偏見にて。

フレデリック柄ビデオテープ型マステ(SPAM生活&リリリピートver)KEYTALKのアンティーク人形@スターリングスターver.雨のパレード雨傘@stage&new place ver・(おそろいでレインブーツ付き)サカナクション@シーラカンスくんのでっかいぬいぐるみ付き…

鋼鉄の翼と心臓を授けられし者。

神話を読むとき、私はもし彼らがこの時代に生きていたら何を考えるのだろうと想像する。今の時代を神は嘆くのだろうか。はたまた、喜び嘲るのか。その神になったかのような感覚を抱くことができるのがat (liberty)だ。悲劇をもろともせず、鋼鉄で出来た心臓…

青春を告げる黄昏の行進曲と、夜明けを忘れた理想郷。

溶けかけのアイス、うだるような熱、青春はあまりにも不正確で、それでいていつかはあっけなく終わってしまう物だ。儚く終わるものはいつだって美しい。桜の美しさを忘れる人がいないように、この曲もまた、強い光を放っている。あなたが踏み出す一歩は、い…

個人的にあったらうれしいカバーアルバムを考えてみた

順不同でいくよ。(バンド名/カバー曲名)雨のパレード/楽園(メレンゲ)ゴールデンボンバー/5150サカナクション/赤い電車ASIAN KUNG-FU GENERATION/ネイティブダンサーkidori kidori/オンリーワンダーフレデリック/アウトサイダー(またはフィールソーグッ…

変調するスピッツ、白昼に起きる。

CDを再生した瞬間、やられた、と思った。最初聞いた時にこりゃ、次のスピッツになりうるであろうバンドだ、と思った。なんでそんなことを思ったか。それはスピッツのホタルを聴きながらMABOROSHI SUMMERを聴いていたから。>>「幻幻、それは幻」草野マサムネ…

僕は新たな幻惑の音楽に戸惑う。

何なんだ。いったいこれは何だ。一瞬目を疑った。とんでもない音楽を聴いてしまった。さわりを聴いただけでそう私は確信した。このアーティストは後々語られることになる。そんな雰囲気が醸し出されている。 彼らの名はmol-74(モルカルマイナスナナジュウヨ…

心に咲く大輪の花と力強く希望を歌う音楽と。

ジュブナイルが好きだ。懸命に生きる少年少女たちを称える歌。誰にも伝えられない不満や悲しみを抱えた彼らを、秋田ひろむは何度も励まし、その栄誉を称賛する。どんなに存在を認められなくても、絶望に打ちひしがれそうになっても、それでも君はここに居な…

枯れた花は自らの手で咲かせればいい。

人は自分が気づかないうちに、何かを押し付けてしまう。迷惑であることも知らずに、自分の中の言いたいことを、好きなことを押し付けてしまう。本人にそのつもりはなくても、他人から見ればそれは押し付けがましいことだ。 愛は、人に押し付けるものではなく…

水のように漂って、彼は世界を躍らせ変える。

CDプレーヤーの再生ボタンを押して、しばし簡単な旅に出る。そこで出会う物語たちや音楽たちは、水のように揺らめいて光っている。epochを聴きながらふとそんなことを考える。水は油以外のほとんど全ての物と混じる。水はすべての源泉で、その始まりの音楽を…

君は慟哭を愛せるか。

the cabs。それは、たった三枚のミニアルバムから織りなされる壮大な物語だ。高橋國光という一人の男が紡いだ物語を、首藤義勝が形にしてゆく。その大がかりな夢の世界はいまも形成されていて、歌い手は変われども本質は変わらない。 初めて聴いた時に、頭を…

儚く、寄り添うこの世界で何を思う

CREATURESアーティスト: ストレイテナー出版社/メーカー: EMIミュージックジャパン発売日: 2010/03/03メディア: CD購入: 1人 クリック: 58回この商品を含むブログ (50件) を見るcreaturesのトラック4。toneless twilight。色調のない薄明。7年前、汽空域と同…

個人的に好きな音楽について列記するだけの。

とりあえず、私の趣味が全く分からない!という方もいらっしゃると思うので、ちまちまと書いて行こうと思う。あくまでも覚えている範囲なのでご了承願いたい。なお、好きな曲については個人的に特集を組んで一気に書いてゆきたいので、その時に読んでいただ…

今までの記録を更新する音楽に出会う。

Ivy to Fraudulent Gameはそれらをたやすく超えてしまった。 彼らはポストthe cabsと言われていた。 「継ぐ」は「行間にて」を大幅に更新した。 水泡が一番好きな曲だったのだが、それらを彼らは楽々と飛び越えた。 そうか、彼らもまた私が一生かかってもた…

彼らを追いかける人についての話の続き。

そして、今のアーティストはポスト[Alexandros]、ポスト川上洋平といってもおかしくない。 それを最も着実に求めているのが、THE ORAL CIGARETTESだろう。 5150、リコリスはアレキの意識下にある。 大傑作の二曲であるリコリスとエンドロールで独自の世界観…

ロックバンドにのめり込んだ訳と、その意思を受け継ぐアーティストを探す終わりのない旅。

私が邦楽ロックを追いかけるきっかけになったのはサカナクションだった。 CMのサビで一気に持っていかれた。 アルペンのキスマーク。 あの、どこの誰にも似ていない通る声。 CM曲であのサビを超える作品にはまだ出会っていない。 それでロック雑誌を読み漁り…

甘く儚い世界に酔う。

甘く儚い世界でただ一人、酔うような作品が好きだ。 それは、一見すれば独りよがりに見えるかもしれない。 自己陶酔でもあるから、気味が悪いと思われても仕方がない。 しかし、それぐらい好きなのだ。 いつ読んだか分からないが、咳をするたびに赤い彼岸花…