思考は揺らめく道化師の羽

読んだ本と琴線に触れた音楽を綴る場所。かつて少年だった小鳥にサイネリアとネリネの花束を。

逃げるために依存する人:メモ

この世でいちばん大事な「カネ」の話 (角川文庫)

この世でいちばん大事な「カネ」の話 (角川文庫)


儲けがそのまま酒やたばこや嗜好品に行ってしまうことも少なくない。

そうなるのは、とてもとても悲しい。


もし、彼らが本をもっと読んでいたならば、こんな悲劇は起こらなかったのだろうか。

ある種の病気の人にとって、酒やたばこ、あるいはゲームなどは毒物だ。

依存しやすくなるからだ。

自ら、身体が蝕まれてしまうことも少なくない。

しかし、本人は自分が病気だとは気付いていないか、

気付いていたとしてもそのことに対して言及することを意識的に避けている。

それが病気を悪化させることとも知らずにだ。

ならば、その対策とはなんだろう。

一つは周りの理解。

もうひとつは、本人の自覚だ。

「何かがおかしい」。それが解れば治せる。

真の問題は、本人たちがトラブルを(自分たちが病気だと知らず)

起こしてしまっているケースだ。

その場合はもはや手遅れかもしれない。

もうすでに病院にかかりつけになっているか、本人たちも手の施しようがないほど心が壊れてしまっている可能性が高い。

私たちはそのような被害者を減らすために、

彼らがなりたくて依存しているわけではないことを知っておかなければならない。

この問題は死ぬまでなくならないのだ。

好きだからいい、逃げるために酒やたばこを飲む、吸う、飲むために飲む人がいなくならない限りは。


もし、私の言葉で誰かが救われるのなら、そうであってほしいと思う。