思考は揺らめく道化師の羽

読んだ本と琴線に触れた音楽を綴る場所。かつて少年だった小鳥にサイネリアとネリネの花束を。

一行の贈り物。

小鳥の言葉を理解し、その声をじっと耳を澄ませ、彼らを励まし慰め続ける人生だった。ーことり/小川洋子

でも、お前がどんな人間だろうと、俺はお前の面倒を見る。ー何もかも憂鬱な夜に/中村文則


海のうえを舟がゆき、千鳥が飛んでゆく。銀の匙/中勘助

「名を空に書かれし者ここに眠る」ブラフマンの埋葬/小川洋子


夜明けの青と熱がすべてをかすませて、私は夢とうつつの境目が良く分からなかった。ーキッチン/よしもとばなな

「夢なんでしょーう、これはあなたの」ハヅキさんのこと/川上弘美


不自由な方が自由になれるのである。-締切本