思考は揺らめく道化師の羽

読んだ本と琴線に触れた音楽を綴る場所。かつて少年だった小鳥にサイネリアとネリネの花束を。

孤独な戦いに終わりはない。

人は「心の闇」とか、「怪物」とか、「愛に飢えてる」とかいうけれど、

それは結局本人か、専門家しかわからないことであって、

人間、自分の内面をそのまま分かってもらえるなんてことは少ないんじゃないか。

「心の歪み」をそのまま出すと「病んでいる」と言われて、

本性を出さないままでいたら「あの人変な人」って言われて、

そのかわりに就職とかになると自己表現や個性を問われる、非常に面倒くさい状況で、

それでもなんとか耐えながら私たちは生きている。

意識的か無自覚かというのは別にしても。

心の孤独を解消するために、あえてふざける人もいるのかな、とか今更ながら思って。

退屈だから。

孤独だから。

淋しいから。

それらを埋め合わせるために、さまざまな表現が存在しているのではないかって。

そっとしておいてあげるというのも思いやりなのかな。

孤独な戦いに終わりはない。

私たちが自分自身を受け入れるその時が来るまで、果てはない。