思考は揺らめく道化師の羽

読んだ本と琴線に触れた音楽を綴る場所。かつて少年だった小鳥にサイネリアとネリネの花束を。

殺伐な世界に歌の花を咲かせたい。

人はなぜ、音楽を作るのだろう。

この世に音楽が存在しなければ、私はとうにこの世にいなかった。

基本的に、世の中が殺伐としている時に音楽は良くなる。

音楽に限らず、人間が作り出すものが世界を変える、というのはいつでも人間が困窮している時だ。

今は本当に目を伏せたくなる話ばかりで、嫌になる。

でもそれで諦めてはならない。

私たちはいつだって力強い音楽を探している。

斉藤和義の「やさしくなりたい」や、イエモンのJAMが世界を変えたように。

これからは私たちが世界を作るのだ。

良い音楽や、胸に響いた音楽をこのネット社会で共有することによって。

みんなの好きな音楽たちが混ざり合って一つの世界になればいいのに。

そんな未来になれば私はうれしい。

これから先、どんどん新しい音楽が生まれて、それらが未来の音楽家をはぐくんでゆくだろう。

え?音楽は物好きにしか売れない?

確かにそうかもしれない。だがそれはあくまで「物体」として音源を買う人たちについての話だ。

買わなくても普通に音として音楽を欲する人は確実に存在する。

ただ、マーケットが変わっただけだ。

私は物体としての音源を愛しつつ、これから先入ってくるだろう(いや、もう入ってきてるか)ダウンロードを愛することとしよう。

私がここで紹介した音楽が誰かのためになれば少しうれしい。

その見えない誰かのために、私は書き続けるのだろう。

これから先も、ずっとずっと。

音楽が与える希望を信じている。

こんな時こそ音楽を楽しもうじゃないか、みんな。

今年、必ずこの一年を髣髴とさせる傑作の音楽が必ずできるから、それまで待とうじゃないか。

こんな今だからもっと音楽を聴いてみない?あなたの好きだった音楽、気になる音楽。

それらを今こそ、聴くべきなんだ。