思考は揺らめく道化師の羽

読んだ本と琴線に触れた音楽を綴る場所。かつて少年だった小鳥にサイネリアとネリネの花束を。

汽車に乗って旅をしたい。

ラックライフとWEAVERを借りて、バスを乗り継ぐ。

借りた小説を返すためだ。

揺られながら、最近は汽車に乗っていないことを思い出す。

久しぶりに汽車に乗りたいと思いつつ、なかなかそのタイミングがつかめないでいる。

切符売り場でボタンを押して、受付で駅員さんに切ってもらう。

切符に日付が入ったインクが付く。

電子改札もないから、手動で切符を集める。

昔からあったから、それが当たり前だと思っていた。

遊園地に行くときによく利用してたっけ。

そこで買えるコルク瓶付きのビーズが子供ながらに大好きだった。

といってもなかなか買えなかったけれど。

鍵の形のおもちゃのネックレス。(セボンスターみたいな)。

たしか祭りのときにねだって買って、錆びてしまって、捨てた。

なるべくごった返す夏場にはあまり行きたくないな、とか、ごみごみして風邪をひくのは嫌だな、とか、

ケーキ取りに行く日いつにしようとか、そういうたわいもないことをちみちみと考えている。

駅まで乗り継いで、書店兼CDショップを物色する。

で、何も買わずに帰る。

久しぶりに駄菓子を買いたいと思い、チロルチョコを買う。

潰れてしまったお気に入りの駄菓子屋さんを思い出す。

そこでたまに入荷されるシールが大好きだった。

おもちゃの指輪。アヒルの形のシャボン玉。

今はもうないのかな。

年末にでも汽車に乗り込んで、遠くへ旅したいな。

本当に細やかでいいから、ぶらりと一人でどこかへ。

その時はカメラも一緒に。

なんて、ね。