夏の囃子に曝され全てを失ったとて。
- アーティスト: ストレイテナー,Atsushi Horie
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
- 発売日: 2014/10/22
- メディア: CD
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(暇なのと)手ごろな解釈サイトが無かったので、私が勝手に解釈した78-0について語ってみようと思う。
一言でいうと得体のしれないダークな異端児だ。
まず、テナー「らしくない」。
八月の祭囃子ということは何かのお祭り、あるいはフェスのことを意味するのか。
厚化粧の少年少女=見苦しい(厚ぼったい)少年少女?
操り人形に愛の口づけを=踊らされている者たちに憐みのキスを?
血の月曜=誰かが月曜日に殺された、もしくは狂った月曜日?どちらにしろ狂気。
一抹の淡い感傷=一瞬のセンチメンタル、儚いもの
夏の嵐も最後のダンスもまだ嘘を=夏が、まだ嘘をつき続けているのか?
走り過ぎる不在の心象=通り過ぎた(存在しない)イメージ、幻?
ナイフを手にした裸足の人魚=人魚は魚の尾を持つので裸足ではない。だとすればメタファーか。
殺意を抱いた女の子のことか。身を捨ててもということは自殺?
サビ 78 全部見える=78-0とは道路をイメージした名前(本人譚)
全て透けて見えるということか。
0に=0を足しても引いても0はゼロのまま。
+と-を求めあって=何かの暗喩。正と負、男と女、磁石の両極のようなものか。
ガラスみたいな透明になって=透ける、透明になる、ガラス細工のような美しいイメージ。
78すぐ消える=ここでの78は前者の78とは違うような気がする。
パッと現れ溶け合って消えるイメージか。
朱く染まる地平
眩く照らす恒星
=どちらも明るいもの、赤いもの。そして相反の関係にある。
朱くということから夕暮れか。夕暮れと星を掛け合わせているのか。
サビ(省略)
手に入れる=女性を手に入れる暗喩か。
なんとなく、個人的には性的なイメージとメランコリックなイメージが強い。
あくまでも個人的な解釈ですので、参考までに。
どちらにしてもこの曲、謎が多くて解釈に手間取る。