価値観を受け入れるということ。
長いこと借りることができなくて、予約注文してやっとこさ読んだ。
違う価値観を受け入れる。
自分にしか信用できないものを手に入れる。
他の誰かに否定されてもゆるぎないものを手に入れる。
それはとっても難しいことだ。
人を馬鹿にすることは凄く簡単だ。
他人の価値観を否定することも簡単だ。
しかし逆はものすごく難しい。
人を馬鹿にせず、ただそこにあるものを信じることが簡単と思えるなら、一回試してみるといい。
とても難しいから。
ドノがどれだけ偉大な人なのかどうかが分かるだろう。
懐が広いのかが分かるだろう。
あなたが信じるものを、誰かに決めさせてはいけないわ。
自分自身の価値観を信じること。
他の誰かに振り回されない軸を持つこと。
世界に振り回され、歪まないためにも、それは重要なことだ。
歩のように自分の意見ばかり尊重してみすぼらしくなって自滅するか、
彼の姉のように他人に意見を求めて受け入れるか。
それはあなた次第なのだ。
こんな偉そうなことを言っている私はどうだって?
悲しいかな、私は歩に近い人生を送ってきた。
自分の意見ばかりが正しいと思い込んで、ほかの人の意見はすべて間違っていると思い込んだ。全く、恥ずかしい限りだ。
この記事を読んでいる皆さんはどうか、私のような愚かな真似をしないでもらいたい。
あなたの人生を、あなたらしく生きるために役立ててもらいたい。
本当に大切なものを見つけるための本。
- 作者: J・モーティマー・アドラー,V・チャールズ・ドーレン,外山滋比古,槇未知子
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物語は心を動かし、ビジネス書は行動をサポートする。
なんて言ったら大げさに聞こえるが、本当のことだ。
自分の今の気持ちを変えたいのなら小説を。
今の行動を変えたいのならビジネス書を選べばいいと思う。
大切なのは、「どっちが優秀か」なんていうものはないということ。
どちらかが好きな人もいれば、どちらかしか合わない人、どっちも合わない人もいるということ。
あなたの気持ちに合わせてどうか選んでほしい。
ビジネス書だから、自己啓発本だから、小説だから役に立たないという人は人を馬鹿にしている人だから、気にしなくていい。
いいものはいいのだから、自分の価値観で突き進めばいい。
ここで挙げた本はすべて私が実際に手に取って役に立つと実感した本だ。
あくまでも私の個人的な感想であって、違う感想を持つ人もいるだろう。
それはそれでいい。
自分と違う価値観を見つけて認めること、それを体験してもらいたい。
批判ではなく、「こういった考え方もあるんだ」という気持ちを大切にしてほしい。