思考は揺らめく道化師の羽

読んだ本と琴線に触れた音楽を綴る場所。かつて少年だった小鳥にサイネリアとネリネの花束を。

2017-04-01から1ヶ月間の記事一覧

枯れた花は自らの手で咲かせればいい。

人は自分が気づかないうちに、何かを押し付けてしまう。迷惑であることも知らずに、自分の中の言いたいことを、好きなことを押し付けてしまう。本人にそのつもりはなくても、他人から見ればそれは押し付けがましいことだ。 愛は、人に押し付けるものではなく…

君は慟哭を愛せるか。

the cabs。それは、たった三枚のミニアルバムから織りなされる壮大な物語だ。高橋國光という一人の男が紡いだ物語を、首藤義勝が形にしてゆく。その大がかりな夢の世界はいまも形成されていて、歌い手は変われども本質は変わらない。 初めて聴いた時に、頭を…

私なりの音楽の定義。

音楽とは、何だろう?良い音楽に出会うと、自分がその世界に溶け込んでゆくかのような感覚を覚える。自分の存在が溶けて、なくなってしまうかのように。そうしていたらいつしか悲しみも楽になる。私が音楽を選ぶとき、歌詞を参考にする。そしてほぼ必ずCDで…

儚く、寄り添うこの世界で何を思う

CREATURESアーティスト: ストレイテナー出版社/メーカー: EMIミュージックジャパン発売日: 2010/03/03メディア: CD購入: 1人 クリック: 58回この商品を含むブログ (50件) を見るcreaturesのトラック4。toneless twilight。色調のない薄明。7年前、汽空域と同…

私の頭の中で生かされてきた生き物たち。

絵は致命的に下手くそなので、私は考えを文章にすることしかできない。それでも100%ではない。なのでここで一つずつ生き物たちのアイディアを書き連ねてゆこうと考えた。 魚が好きだ。魚と鯨が好きだ。魚のひれを持ち、鯨ほどの体の大きさを持ち、鳥の羽を…

個人的に好きな音楽について列記するだけの。

とりあえず、私の趣味が全く分からない!という方もいらっしゃると思うので、ちまちまと書いて行こうと思う。あくまでも覚えている範囲なのでご了承願いたい。なお、好きな曲については個人的に特集を組んで一気に書いてゆきたいので、その時に読んでいただ…