思考は揺らめく道化師の羽

読んだ本と琴線に触れた音楽を綴る場所。かつて少年だった小鳥にサイネリアとネリネの花束を。

泡沫の隅

ラフマニノフ

ラフマニノフ

幸せ?

幸せ?

自分がいない間にRADWIMPSサカナクションとmol-74とスピッツフレデリックとodolとpollyの新譜の話が進行していた。情報が渋滞している。

我ながら、同時に五分後の世界とR帝国と道化むさぼる揚羽の夢のを読むとはどうかしている。全部ディストピア小説ではないか。

戦争が理解できない若者に村上龍を読ませれば万事解決すると思う。戦争映画を見せて感想文を書かせるよりずっと効果的なはずだ。まずは潜在意識に恐怖を刷り込ませることから始めるしかない。

辻仁成の海峡の光を読む。美しい筆致。
仮面を被って良い子を演じる花井がグロテスクだ。人の心の闇は言葉で推し量れるものではないと実感する。

坂東真砂子死国を読む。まだ10ページも読んでいないが既に名作の予感に満ちている。

落ち着いたらさよならドビュッシーシリーズを購入したい。それより松浦寿輝の作品を集めるのが先か。

岩井俊二の零の晩夏を読み終えた。正体不明の画家、ナユタを追っていたはずなのに、主人公の周囲がグロテスクな関係になってゆくのが巧妙だ。結末を知ると、これもまた一種の愛の形なのだと思う。

ナユタが遺そうとしたものは、自ら呪いへと変貌した芸術への愛だ。彼の絵画は祈りであり、常軌を逸脱したもので、死の香りと格闘した証だった。

原田マハのまぐだら屋のマリアがまだ読み途中だ。読み終えたら貸す予定になっているのに。

浅田次郎天国までの百マイルはやっぱり面白い。主人公はダメな中年男だが、母に対する愛情をちゃんと持っている。金に振り回されている点はマイナスポイントだが、どこか憎めない。冷酷な他の兄妹と違って応援したくなる。

※odolのpreとfulusuのChapter:Nearendが最高だった。D.A.N.のNo Moonに至っては誇張無しに神の手によって作られてるのではないかと錯覚したほどだ。あとは二月に出るpollyの新譜を買いたい。

Vaundyくんの踊り子がノスタルジックで面白い。いつぞやのサカナクションを彷彿とさせる。トリッキーだ。

堂村璃羽さんのPoetry(feat.uyuni)を聴いて泣いている。4月1日でも泣いた。どれだけ涙腺が緩いのか。

可不が唄うフォニイが好きだ。最近になって配信が解禁されてからずっと聴いている。花譜とのデュエットも公開された。