思考は揺らめく道化師の羽

読んだ本と琴線に触れた音楽を綴る場所。かつて少年だった小鳥にサイネリアとネリネの花束を。

ゲームと本と、時折音楽(近況)。

ただひたすらグラブってました。はい。

いらねえよという声が聞こえてきそうですが簡潔に。

エリンとエルゥが大好きになるぐらいに。

といってもまだ三日しか経過してないんだけどね!

最高にクレイジーで可愛いハレゼナちゃん好きです。

バトルではヒャッハー全開なのに、人によっては可愛らしい一面を見せるギャップが魅力的です。

そんなわけでまだまだ序盤中の序盤です。

今聴いてる音楽は今のところレルエが一番かな。


皆さん、レルエは化けますぜ。

流行に乗るなら今がお得です。

本は古典を網羅するという目標が出来ました。

檸檬 (角川文庫)

檸檬 (角川文庫)

そんな訳で比較的読みやすい梶井基次郎を読み返しております。

桜の木の下で読むのは最高だった…。

桜の木の下には何かが埋まっているとはよく言いますが、それだけ綺麗っていうことなんだろうね。

林檎を頬に付けたギターが叫ぶ。

アルクアラウンドとアイデンティティを語らずにサカナクションは語れない。

今更ながらアイデンティティアルクアラウンドは音楽界の歴史に残るような衝撃作だったと実感している。

アイデンティティ

アイデンティティ

アルクアラウンド(初回限定盤)

アルクアラウンド(初回限定盤)

恐らくサカナクションを「アルクアラウンド(アイデンティティ)」で見た人と、

それ以降の人「(バッハ、新宝島など)」から見た人とでは感想も何もかもが違うと推測できる。

しかし、考えの根っこは同じだ。

いつだってサカナクションは改革をしてきた。固定観念を壊す。枠を外す。それが、彼らのやり方だ。

バクマン。は必見の映画だ。いや、サカナファンとか関係なしに。あの凝りに凝った演出と緻密なBGMに気持ちが高ぶらない人はいないと思う。

個人的(真面目に音楽とPVを見て考えた)最強PVを挙げさせてもらうと、

1,アルクアラウンド/サカナクション

2,starrrrrrr/Champagne

3,stage/雨のパレード

というほど印象が強い。

次いでオーラルのリコリス、アイビーの夢想家と続く。意外と新しい音楽のようだ。

話を元に戻そう。

林檎を片手に歩き回る一郎さんとメンバーたちが、機材やさまざまなからくりを駆使して映像を生み出す姿にくぎ付けになった人も多いだろう。


私もその中の一人。見事に持っていかれた。

しれっと最後にはザキオカ氏に林檎が戻るというのも凄く工夫されてるところだろう。

ちなみにこの林檎、さよならはエモーションで実装済みである。


これを応用すればからっぽの空に潰されるになる。


ルーキーのエンドレスで同じ状況が続くシーンには、いくらこれがフィクションだとはいえ、醒めない悪夢を見ているようだ。


ずっと同じ光景が続くって、映画の中じゃあるまいし、途方もないような気がしてある意味怖い。

そんか恐怖さえ、音楽にしてしまう。

ネイティブダンサーでダンスに興味を持った人も多いかもしれない。

いまだに私はサカナクションのPVをすべて解き明かすことができなくて、これはきっと一郎さん以外解き明かせない永遠の謎だと思うのだ。

一郎さんは俳優になった方が光るかもしれない。

これからも一郎さんは実験作を作り続けるのだろう。振り回されるのも、悪くはないな。

もちろんタイトルはこれから。


プレゼントに最適なバンド。

GOOD ON THE REELBIGMAMAは嘘をつかない。

いや、つくはずもない。

世界分の一節

世界分の一節

透明な傘の内側より

透明な傘の内側より

and yet, it moves 〜正しい地球の廻し方〜

and yet, it moves 〜正しい地球の廻し方〜

The Vanishing Bride (通常盤)

The Vanishing Bride (通常盤)


どんなに苦しく、辛い状況でも背中を押してくれる音楽というものがある。

とくに、正しい地球の回し方のライナーノーツを初めて読んだ時、もうどうしようもなく涙がぼろぼろ流れたことを覚えている。

かくれんぼ。

No way out。

GOOD ON THE REEL
鋼のように鋭く、一枚の布のように柔らかな声を持つ、ボーカルの千野さんに魅了されれば、きっと生きていたくなるだろう。

第三質問期。
ぼっち部屋のティティ。
そして、夕映。
青い瓶に、写窓。

それらの歌は生きる力をくれるだろう。

ちょっと元気がない人へ。優し過ぎて壊れそうなぐらい我慢している人へ、

この曲たちをプレゼントしよう。

あなたの人生を後押ししてくれるだろう。

あなたの心を幸せにしてくれるだろう。

送った人も、送られた人も幸福になる、そんなバンドです。

追悼、downy。

downy 第五作品集『無題』

downy 第五作品集『無題』

遅ればせながら聞いた。

downyのギタリストがこの世を去って、何日か過ぎた。

愚かかな、それまで彼らのことを知らなかったのだ。

世界にこんな音楽があるだなんて。

世界にはまだまだ私の知らない音楽があって、当たり前だけど、それがこの世に存在しているということに衝撃を受けた。

急に自分がとてもちっぽけな存在に見えてきた。

突然、何もない野原に放り出されてしまったかのような壮大さと、背後で静かに広がる虚無感。

それらが無数に重なり合って、独自の退廃的な世界を作り出している。

質のいい、昔のノイジーな洋画を見終わった後のような音の質感。

私の言葉なんて蛇足だろうから、まずは聞いてみてほしい。

もうすでにいなくなってしまった人を悼んで、この世界に素晴らしいものを産み落としてくれたことに、心から感謝。


ご冥福をお祈りいたします。

傑作だらけの音楽に溺れる。

もう出る作品作品が神がかっていて、もうどれにしようか迷う!ってぐらいです。

お財布とは常に相談していますが。ストリーミングと某ようつべさんにはお世話になっております。

こんなにいっぱい素晴らしい作品が出ているから、今の波に乗っからないのは

私が言うのもなんですが

本当に、もったいないですよ!

そんな訳で私が独断と偏見で選んだ傑作を紹介していきます。

ちゃんとロックも紹介します。

いつもより三割増しでお届けしてまいります。

え?いつもと文体が違う?気のせいです。

では、スタート!


Lemon

Lemon

米津玄師さんの「lemon」。

「アンナチュラル」の主題歌です。

ドラマは見ていないんですが、ドラマのサントラも素晴らしい。

TBS系 金曜ドラマ「アンナチュラル」オリジナル・サウンドトラック

TBS系 金曜ドラマ「アンナチュラル」オリジナル・サウンドトラック

一瞬で世界観に飲み込まれました。

切ないながらも必死に愛を歌う姿に胸を打たれない方はいないと思います。

ハロー カゲロウ

ハロー カゲロウ

久しぶりに聞くGReeeeNの新譜。

もう、最初から元気、元気、元気いっぱい!

カゲロウと言えば、アジカンのサイレンのように切ないのかな?って思うかもしれませんが、いえいえ逆です。

儚さも強さに変えて立ち向かってゆくような、生き生きとした曲に仕上がっています。

オリンピックの主題歌でもあります。この曲を聴きながら応援しました。いやー、ほんとに楽しかった。

サザンカ <完全生産限定盤>

サザンカ <完全生産限定盤>

儚さと優しさあふれる世界を描くことで深瀬さんの右に出る人はいません。

サザンカセカオワの新たな名曲のひとつに数えられることでしょう。

天使と悪魔や死の魔法などの初期の楽曲を髣髴とさせる、雪解け後に咲く桜のように優しくて暖かな曲です。

こちらもオリンピックの楽曲です。盛り上げてくれますね。

Find The Answer(通常盤)

Find The Answer(通常盤)

聴いた瞬間、「あ、この曲はきっと名曲になるぞ」という予感しかしませんでした。

松潤がドラマに出ている時は大体名曲がやってくる、というのが私の持論です。truthとかLove so sweetとか。truthは魔王だから違うか。

「マエヲムケ」も同じぐらい好きです。

ここからはロックに行きましょうか。

私の一押しはカフカとレルエです。




ど ス ト ラ イ ク !

…。ええ。取り乱しました。

カフカは最近kfkに改名しましたね。あの某ようぺいんや某金井ちゃんを輩出したレーベル出身です。

さまざまな人が雨に打たれている。どんよりとした灰色の空を眺めながら。

通り過ぎていく人に舌打ちを受けながら。このような所はサカナクションにも重なる面がありますね。

それでも君は美しい。これ、きっとIVYに匹敵するぐらいの殺し文句です。

何で配信限定なんでしょうかね。と言いつつ初ダウンロードしました。

レルエはLILI LIMITの軽快なテンポとゲス極(もしくは雨パレ)の、憂いを含んだ魅力的な声が重なったようなアーティストです。

Reason of Black Color (初回限定盤)

Reason of Black Color (初回限定盤)

そういう訳で、次行きましょう。雨のパレードです。

「絵の具」「水」というイメージがある彼ららしいアルバムですね。

ひときわ突出した才能を放っています。

黒を基調とした Reason of Black Colorをはじめ、新しいシーンの幕開けになること間違いなしの音楽が詰まっています。

音にダイブする。それを体現した音楽と言っても過言ではないです。

from SOIL&“PIMP”SESSIONS)とかはコラボ曲ですね。メロウな音が耳に心地いいです。

もっと大人になっても聴ける、そういった色あせないアルバムのような気がしています。俗にいう「消費されない」音楽ですね。

そして最後に七色に輝く彼らを。


虹のように多彩な音楽が詰まったアルバムですが、少々ダークな面も持ち合わせています。

私はむしろこっちの方が彼らの本音っぽいかな、と思っています。

むしろ今までの方がちょっと無理しすぎでした。

本当は真面目なのに、キャラを作っているという感覚が抜けなかったので。

ぼくりりくんのノアの方舟と同じく、尻上がりに調子が上がっていくアルバムです。

黄昏はもちろんのこと、今にも泣きだしそうなギターのイントロから始まるロトカをはじめ、印象に残る楽曲が多彩に含まれています。

油断していると刺されますよ。ザナドゥのようにね。え?テキーラキラー?broken boneじゃなくて?

忘れましょう。この際馬鹿は抜きにして。

個人的に寺中巨匠が作った曲は必聴だと思います。嘘抜きです。

それでも三月はまたやってきて、僕らは歌を歌っているんだ。

あれから七年も経つ。

あの日。

世界が否応がなしに無慈悲な暴力によってすべてが塗り替えられてしまった。

水が買い占められ、テレビは同じACのCMしか流れず、全てが混乱の境地に置かれていた。

そんな想像も出来ないような強大な力に対抗するために、私たちが求めたのは希望であり、音楽だった。

それも明るいポップソングではなく、現実を吐き出すロック。

そうしてまもなく、義援金を寄付するロックバンドが現れた。

誰に支持されたのでもなく、自らの意思で動き、人々の役に立つ行動を取った。

彼らの行動に嘘はなかった。

【期間限定盤】Smile(DVD付)

【期間限定盤】Smile(DVD付)

奇跡

奇跡

INORI

INORI

私はこの曲たちを聴くといまだに涙が出てくる。

「震災前」と「震災後」で音楽は大きく姿を変えた。

地上デジタル放送になって、高画質の液晶でテレビを見られるようになった。

アーティストもライブ活動が主流になり、音楽は配信サービスが主役になった。

震災前、目もくれなかった人たちがロックバンドに目を向け出したのもこの時からだ。

サカナクションが「震災前」のアーティストなら、しゃんぺもとい[Alexandros]は「震災後」のアーティストだ。

しかし、両者は似ていないようでお互いの主張が似ている。それを譲らないというところも。

後に国民的バンドになるセカオワが漢字とひらがなだったときの話であり、amazarashiという逸脱した新人が出たのは、「震災前」だ。

震災前のアーティストである野田洋次郎石毛輝、畠山承平から始まった「踊れるロック」が主流になったのもこのころからだろう。

KANA-BOONやKEYTALK、キュウソネコカミを合わせて「3K」。

彼らが注目を集め出したのは「震災後」だ。

みんな「我を忘れて」踊りたい。

なぜなら「忘れてしまいたいぐらい、辛いことや嫌なことがいっぱいだから」。

それを吹き飛ばしてくれたのが彼らの音楽だった。

今はその主流すら終わりを迎えつつある。それほどまでに世界は、シーンは生き物のように変わっている。

闇の中から生み出された作品は、死なない。

それは渾身の叫びであり、まぎれもない生身の言葉だ。

どんな絶望の中でも、僕らは歌を歌い続ける。

そしてそれはこの世界が終わるまで、決して途絶えることはないだろう。

長々と書いてしまったが、言いたかったのはこの三行。

あなたにとって、「人生を変えた」音楽は何ですか?

そして彼らに出会ったのはきっと、「震災前」と「震災後」のちょうど中間の2012年から13年あたりではないですか?

蛾は蝶と同一なんだって

 

 

フラッター:スターライト

フラッター:スターライト

 

 

 

振り替えったら、ゲームしかやっていなかった。

ということに気づきました。ありがとうございます。

フラッタースターライトっていう蛾の育成ゲーム、革命流しながらやっております。

三周ぐらい寺口さんが「笑顔を筋肉が支えてー」って歌ってるんだけど、どうしようか。

いや、五週ぐらいか。どちらでもいっか。

あと禅の鯉も凄いよ。あれやるといつの間にか夜が明けたりするから。

鯉に餌を与えて龍にする、っていうシンプルなゲームなのに一度はまったら抜け出せなくなるから。

アングリーバード以来ですな。ここまではまったのは。

 

Angry Birds (PC) (輸入版)

Angry Birds (PC) (輸入版)

 

 知ってる方もいらっしゃると思いますが念のため。

1.鳥を引っ張ります(ちょうどパチンコみたいに)

2.引っ張った鳥をぶつけて敵の緑の(性悪)豚を倒します

基本操作はこれだけ。

文句抜きでおすすめなのはOPUSです。あれは最高。課金するかもしれない唯一のアプリです。あとは旅かえるととりおっちかなあ。どちらも放置系。

※もっとおすすめなのはひとりぼっち惑星とあめのふるほしです。後者は雨の時しかゲームできませんが、やる価値は十分にあります。ぜひ。