思考は揺らめく道化師の羽

読んだ本と琴線に触れた音楽を綴る場所。かつて少年だった小鳥にサイネリアとネリネの花束を。

私なりの音楽の定義。

音楽とは、何だろう?

良い音楽に出会うと、自分がその世界に溶け込んでゆくかのような感覚を覚える。

自分の存在が溶けて、なくなってしまうかのように。

そうしていたらいつしか悲しみも楽になる。

私が音楽を選ぶとき、歌詞を参考にする。

そしてほぼ必ずCDで買う。

借りることもするけれど、ダウンロードは選択肢から基本外している。

アーティストの見た目で選んでいるように見えるが、それはあくまでも建前だ。

強く心に残った音楽から選ぶ。

感情に残らない音楽はただの作品で、それは芸術じゃない。

強く心に響いた曲だけをじっくり選ぶ。

音楽を聴いた分だけ、人を愛すことができればいいのに。

それがささやかな私の思いだ。