銀河鉄道:Prototype
カムパネルラ、鐘の音を持つ君へ。
銀河を駆ける蠍よ、その炎で燃やしてしまえ。
電灯は消える。ただ一人、僕を残して。
空の幕は夜鷹の翼。青白く燃えて昼を誘う。
蜂雀の涙は白鳥の首を伝い、象の鼻へと落ちる。
烏瓜と林檎。三角標を見つめる子どもたち。
無垢な瞳に惑わされ、僕は再び夢を視る。
どこまでも、青い空を目指して飛ぼう。
玉髄の海の中で泳ぐ魚。
凍りついた、竜胆の光。
カムパネルラ、鐘の音を持つ君へ。
銀河を駆ける蠍よ、その炎で燃やしてしまえ。
電灯は消える。ただ一人、僕を残して。
空の幕は夜鷹の翼。青白く燃えて昼を誘う。
蜂雀の涙は白鳥の首を伝い、象の鼻へと落ちる。
烏瓜と林檎。三角標を見つめる子どもたち。
無垢な瞳に惑わされ、僕は再び夢を視る。
どこまでも、青い空を目指して飛ぼう。
玉髄の海の中で泳ぐ魚。
凍りついた、竜胆の光。