思考は揺らめく道化師の羽

読んだ本と琴線に触れた音楽を綴る場所。かつて少年だった小鳥にサイネリアとネリネの花束を。

あるバンドマンが辿った読書の軌跡。

それは、偶然というしかなかった。

彼の文章と音楽に出会った時、私は恐れ慄いた。

あまりにも、今まで読んだ本や音楽と考え方が違っていたので。

他のアーティストとはかけ離れた世界観を持っていたから。

惑いの森 (文春文庫)

十九歳の地図 (河出文庫 102B)

カッコーの巣の上で (字幕版)

夜間飛行 (新潮文庫)

ベロニカは死ぬことにした (角川文庫)

西瓜糖の日々 (河出文庫)


高橋國光

彼は、一体どのような本を読んで、どのような映画を見たのだろう。

ここにあるのは私が実際に読んで感じた「既視感」による選書だ。本当に読んだかどうかは定かではない。


愛の夢とか (講談社文庫)

国境の南、太陽の西 (講談社文庫)

今でも私は後ろ姿を探している。