思考は揺らめく道化師の羽

読んだ本と琴線に触れた音楽を綴る場所。かつて少年だった小鳥にサイネリアとネリネの花束を。

雑記

要約を制す者はすべてを制す。

私は要約というものが大の苦手である。約二十年生きてきて、この「要約」という途方もない壁にぶち当たったことは数知れない。「あなたの書く文章はさっぱり意味が解らない」と言われたことは数知れず。つらつらと垂れ流しのように文章を書くことは容易い。…

汽車に乗って旅をしたい。

ラックライフとWEAVERを借りて、バスを乗り継ぐ。借りた小説を返すためだ。揺られながら、最近は汽車に乗っていないことを思い出す。久しぶりに汽車に乗りたいと思いつつ、なかなかそのタイミングがつかめないでいる。切符売り場でボタンを押して、受付で駅…

もし私がDJをするのならば今掛けるセトリ。

夕映/GOOD ON THE REELバウムクーヘン/フジファブリックSunrise (re-build)/ぼくのりりっくのぼうよみSTAY/KEYTALKCold Sun/AimerM/サカナクションToneless Twilight/ストレイテナーディープブルー/秦基博alongside/BIGMAMA渚/スピッツイヤな事だらけの世の…

殺伐な世界に歌の花を咲かせたい。

人はなぜ、音楽を作るのだろう。この世に音楽が存在しなければ、私はとうにこの世にいなかった。基本的に、世の中が殺伐としている時に音楽は良くなる。音楽に限らず、人間が作り出すものが世界を変える、というのはいつでも人間が困窮している時だ。今は本…

孤独な戦いに終わりはない。

人は「心の闇」とか、「怪物」とか、「愛に飢えてる」とかいうけれど、それは結局本人か、専門家しかわからないことであって、人間、自分の内面をそのまま分かってもらえるなんてことは少ないんじゃないか。「心の歪み」をそのまま出すと「病んでいる」と言…

好きなバンドについて語ってみる。

お題「好きなバンド」多すぎて困るのだが、今回はピンポイントに絞って、何度も語っているスピッツについて語ってみよう。名付けて、「とげまるとさざなみCD、どっちが好き?」…いきなりとげまるとさざなみCD、どちらが好きかと言われたらすぐには決断できな…

まっすぐにさせる者の歌は悲しい世界に彩りを与える。

オルゴールのように流れる音楽が好きだ。何もかもに打ちひしがれた時、色んな思い出とともに音楽がよみがえってくる。そしてまた、勇気を得て、日常に戻る。ストレイテナーの音楽はそういった気分にさせる天才だ。あなたの心が打ちひしがれるぐらい切なく、…

売れるロックバンドを予測する。

リクエストがあったので、少し触れてみようと思う。売れるロックバンドには、少なからず共通項がある。 一番は「キラーチューンを一つ以上最初からもっているか」。その次に 「メッセージ性が強い、もしくは聞き手にその意図が分かる楽曲を持っているか」最…

個人的最新セトリ。

モーンガータ/アンテナムーンソング/Alexandros桃/スピッツ惑星ループ/ナユタン星人なつかしい人/HINTO朝焼けに/アルコサイト疑問疑答/感覚ピエロメランコリア/phonon唄う/WOMCADOLEVoice/雨のパレードだから僕は僕を手放す/WEAVER

メモ:とある病気の特徴(あくまでも一例)

勉強として。少しでも苦しんでいる人の助けとなれば。○アニメに嵌りやすい(例外有) ○口が悪い ○思っていたことをすぐに口に出す ○感情が表に出やすい、あるいは無表情 ○失礼な言葉を口にしやすい ○普通の人と感覚が違う →生活に支障をきたす ○手先が器用か…

読んだお気に入り本を列挙する。

朝井リョウ 「星やどりの声 (角川文庫)」朝吹真理子「流跡 (新潮文庫)」綾瀬まる「朝が来るまでそばにいる」「やがて海へと届く」いしいしんじ「プラネタリウムのふたご (講談社文庫)」「ぶらんこ乗り (新潮文庫)」伊坂幸太郎「砂漠 (新潮文庫)」「チルドレ…

成長こそ一番の糧。

本当に素敵な音楽は(音楽に限らずとも、)時代を象徴し、時代を乗り越えてゆくものだと思っている。良いもの、流行のものが次々と生まれては消えていく世界の中で、もう、何度も言われてきた言葉かもしれないけれど。 「流行のものが、必ずしも良いとは限ら…

あるバンドマンが辿った読書の軌跡。

それは、偶然というしかなかった。彼の文章と音楽に出会った時、私は恐れ慄いた。あまりにも、今まで読んだ本や音楽と考え方が違っていたので。他のアーティストとはかけ離れた世界観を持っていたから。★十九歳の地図 (河出文庫 102B)★カッコーの巣の上で (…

死を悼む二人の者たちについて。

ストレイテナーの物語は悲しむことに重点を置いた話が多い。以前にも記事として書いた78-0にも、明くる日のピエロにも言えることで、ネクサスに収録されているLightningには主人公の体が消えることが仄めかされている通り、そこには何者かの死の趣が濃い。死…

心の弱さと引き換えの強靭な物語。

心が弱い人は、その引き換えに強い物語を生み出すことができる。それは他の誰にもできない素晴らしい「才能」だ。周りの悪い人に振り回されることがなければ、彼らは究極の結果を残すだろう。今、自分は人とは価値観や感覚が違うと思っている人へ。出来ない…

人を憎しみから救うために。

しがみ付くことは、憎しみや悲しみから生まれる。確かにそこから生まれる名作もある。しかし、それらは刺激が強すぎる。簡単に言えば、病み付きになってしまうということだ。もっと悲しみも深い悲しみではなく、もっと普通の悲しみだったらいいのに。喜びも…

今一度、フェスと音楽について考えてみる。

フェスが肥大している。バブル期を髣髴とさせるように、アーティストが大量に放り込まれ、規模が膨れ上がっている。もう、ここまできてしまったか。大量に溢れかえったアーティストから、自分のお気に入りを見つけることが大変難しくなっている。その原因の…

少年性を秘められた物語を探す。

少年性を秘めた作品は消費されにくい。と同時に、危うい。純粋であるがゆえに、いつ何かの衝撃に耐えかねて崩壊してしまうか分からないからだ。例えば、それはスピッツ。初期のサカナクション。現在のストレイテナー。砂糖を甘く煮詰めたような音楽。分かり…

セトリ至上主義。

セトリ(セットリスト)の選曲と、アルバムの選曲にこだわるのが昔からの習慣だ。なぜこだわるのか。単純だが、自分が好きな曲を演奏してほしいからに他ならない。だから今年、二、三のアーティストが最高傑作のアルバムを作っているので、羨ましくてならな…

消費されない作品を作るためのただ一つの決まりごと。

昔から考えてきたことがある。消費されない作品を作るために欠かせないのは、死の匂いだと思う。死の匂いがなければ、長く続く作品は作れない。ふらりとどこかに消えてしまうような儚さ。今日行ってくると挨拶をした人が、何日経っても戻ってこないような感…

ライブ後の興奮の熱が冷めやらぬ中で。

久しぶりに「ハコ」に行ってきた。そこで目にしたのは、純粋に音楽を楽しむバンドマンの姿だった。素のままの、策略とかなにも関係なしに、ただひたすら「かっこいい」を貫く姿。煙草の香りが立ちこめ、時刻を告げる青白いネオンがぴかぴかと輝いていた。天…

独白

恋愛したいけれどしたらしたらでさ、夢中になっちゃって照れくさくなっちゃうから嫌なんだよ!バーカバーカバーカ!だから片思いしかしたことないんだよ!不器用すぎてさ!面と向かって何で言えないかって?そこまで言える勇気があったら後悔してないよ!本…

本を手に取る

夏の図書館は骨の張り付くようなにおいがする。多分消毒液の香りだろう。飛水、パラレル、流跡を借りる。長いこと読みたかったこちらあみ子を読む。新刊もあったな、この作家。川上未映子の水瓶の女の子が砕けてしまうシーンが凄く良かった。小野正嗣を読み…

私の人生を変えた究極の音楽7選。

あちこち他の曲の感想を書いていたり書き直した文章もありで長くまとまりがまるでない雑記ですが、それでもよろしければどうぞ。 シーラカンスと僕/サカナクションミスチルの深海とはまた別の傑作。灰色のビル、窒息しそうなニュース、夜の深く冷たくて暗い…

あったら欲しいバンドグッズ、独断と偏見にて。

フレデリック柄ビデオテープ型マステ(SPAM生活&リリリピートver)KEYTALKのアンティーク人形@スターリングスターver.雨のパレード雨傘@stage&new place ver・(おそろいでレインブーツ付き)サカナクション@シーラカンスくんのでっかいぬいぐるみ付き…

声が消え失せた青年が遺せるものは?

腕を失ったピアニスト。文字を書くことができない小説家。声を失った音楽家。もし、あるはずだったものが根こそぎ奪われたのなら、その人の価値はいったい何で測るのだろうか。その人が残してきた作品だろうか。はたまた、その人の人間性だろうか。 雨のパレ…

鋼鉄の翼と心臓を授けられし者。

神話を読むとき、私はもし彼らがこの時代に生きていたら何を考えるのだろうと想像する。今の時代を神は嘆くのだろうか。はたまた、喜び嘲るのか。その神になったかのような感覚を抱くことができるのがat (liberty)だ。悲劇をもろともせず、鋼鉄で出来た心臓…

自分の経験を忘れない。

自分が手に入れて感じた体験は忘れずにメモしておく。海は光っていただろうか。どの色の花が好きか。空の青さはどうか。夜の匂いはどうだろうか。それらを忘れずにメモしておく。想像力をかきたてる作品を覚えておく。目の前にあるイメージに敏感になり、足…

お金をかけずに頭を使う方法。

とにかくお金が無い。そんなときに一番役に立つ方法がある。想像することだ。自分に今、何が必要か。お金以外のことをじっくり考える。将来のこと、好きなこと、わくわくすることをひたむきに考える。ばかばかしく見えるけれど、後から振り返ってみるとそれ…

枯れた花は自らの手で咲かせればいい。

人は自分が気づかないうちに、何かを押し付けてしまう。迷惑であることも知らずに、自分の中の言いたいことを、好きなことを押し付けてしまう。本人にそのつもりはなくても、他人から見ればそれは押し付けがましいことだ。 愛は、人に押し付けるものではなく…